グルーシェンカ(アグラフェーナ)– キャラクター紹介 –
ドミートリイが想いを寄せる官能的な美女。ポーランド人将校に捨てられた後、裕福な町長サムソーノフの囲い者となる。町の住民には淫売女と罵られ、フョードルにも思わせぶりな態度を取るが、最後にはドミートリイの愛に気付く。本名はアグラフェーナ・アレクサンドロヴナ。
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【43】 一本のねぎと『蜘蛛の糸』 一筋の救いも利己心で切れる
ゾシマ長老の死後、奇跡が起きないどころか、フェラポント神父らに貶められたことで、アリョーシャは大きなショックを受けます。 そこにタイミングよくラキーチンが現わ... -
【21】 二人の女の愛と意地 ~プライドは愛より強し? 令嬢カチェリーナ
アリョーシャはドミートリイの愛のメッセンジャーとしてカチェリーナの邸宅を訪れ、ドミートリイの謝罪を伝えるが、カチェリーナは愛の終わりを認めようとしない。彼女は事前にグルーシェンカと話し合い、「ドミートリイとの結婚はない」という約束を取り付けていたのだ。しかしグルーシェンカは突然態度を翻す。 -
【17】ドミートリイの告白 ~3000ルーブリをめぐるカチェリーナの愛憎とフョードルの金銭問題
フョードル殺しの発端となる3000ルーブリの使い込みと、カチェリーナ&グルーシェンカをめぐる色恋について箇条書きで解説。この経緯が理解できないと物語全体を見失うので頑張りましょう。随所に差し込まれるギリシャ詩などの意味を江川卓の注釈を元に解説。
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